日南市の夏の風物詩 「赤面法印 灯ろう流し」

3日夜、家内安全などの願いを込めて灯ろうを流す、日南市の夏の風物詩、「赤面法印灯ろう流し」が行われました。

この灯ろう流しは、江戸時代の初期、日南市飫肥にある願成就寺の住職だった祐遍が、美男子で女性に騒がれたため、自ら顔に熱湯をかけて修行に没頭したという言い伝えから、祐遍をしのぼうと毎年、命日に行われています。

3日夜、飫肥を流れる酒谷川の河原におよそ250個の灯ろうが集められました。

そして、「灯ろうに一つだけ願い事を書いて流せばかなう」と祐遍が言い残したという言い伝えにしたがって、灯ろうには「家内安全」や「健康」といった願いが1つずつ記されました。

集まった人たちは、灯ろうに火をともしたあと、次々と川に流していき、川面は幻想的な淡い光で彩られました。

地元から参加した女性は「コロナの時代でも少しでも元気でいたいと思い、無病息災と書かせていただきました。コロナが早く終息して、元の生活に戻りたいです」と話していました。