露地もの「へべす」の出荷始まる 日向市

宮崎県日向市では特産のかんきつ類、「へべす」の露地ものが旬を迎え、1日から出荷が始まりました。

「へべす」は、日向市が原産とされるかんきつ類です。

まろやかな酸味と爽やかな香りが特徴の果汁は料理の味をぐんと引き立て、焼酎に加えると夏にぴったりのさっぱりとした飲み口となります。

日向市と、隣の門川町では、およそ60戸の農家がへべすを栽培していて、1日から露地ものの出荷が始まりました。

日向市内の黒木照久さんの農園では、広さ17アールの土地に145本の木が植えられていて、濃い緑色のへべすがたわわに実っています。

黒木さんは手で実の硬さを確かめながら、直径5センチほどのへべすを傷つけないように丁寧に収穫していました。

JA日向によりますと、去年が豊作だったためことしは木の「成り疲れ」で実がついても落ちてしまうものが多く、日向市と門川町で平年より2割ほど少ない40トンほどの収穫となる見込みだということです。

収穫されたへべすは、県内を中心に東京など都市部へも出荷されるということです。

黒木さんは「ことしも実の大きなへべすができました。クセがなく肉や魚などどんな食べ物にかけても美味しいのでぜひ多くの人に食べてもらいたい」と話していました。

露地もののへべすの収穫は、来月末まで続くということです。