つくばで住宅火災 2人の遺体 住人と連絡取れず 母親は病死

つくばで住宅火災 2人の遺体 住人と連絡取れず 母親は病死

16日朝、茨城県つくば市の住宅で火事があり、住宅から2人の遺体が見つかりました。
この家に住む40代の男性と連絡が取れていないほか、同居していた母親が15日、病死していて、警察は遺体で見つかったのはこの2人の可能性があるとみて身元の確認を進めています。

16日午前5時10分ごろ、つくば市島名で木造2階建ての長塚淳一さん(45)の住宅から火が出ているのを近所に住む人が見つけ、消防に通報しました。
消防車8台が出て消火活動に当たり、火はおよそ2時間後に消し止められましたが、住宅から2人の遺体が見つかりました。
警察によりますと、この家には長塚さんと73歳の母親の2人が暮らしていましたが、母親は15日、病死していて、この住宅に遺体が安置されていたということです。
火事のあと、長塚さんとは連絡が取れていないということで、警察は遺体で見つかったのは長塚さんと母親の可能性があるとみて身元の確認を進めるとともに火事の詳しい原因を調べています。
現場は、つくばエクスプレスの万博記念公園駅から北西に700メートル余り離れた住宅が点在する地域です。