クーリングシェルター 新たにドラッグストア8か所指定 土浦

暑さをしのぐためのクーリングシェルターをめぐって茨城県土浦市は、今月から民間のドラッグストア8か所を新たに指定しました。
土浦市のクーリングシェルターは、公共施設の休館日の関係でこれまで、毎週月曜日には1か所しか利用できませんでしたが、こうした状況が改善したことになります。
「クーリングシェルター」は、ことしから運用が始まった「熱中症特別警戒アラート」が発表されるなどの厳しい暑さを想定して、無料で立ち寄って涼むことのできる冷房の効いた施設です。
このうち、土浦市では今月から民間のドラッグストア8か所を新たにクーリングシェルターに指定しました。
土浦市では、これまで9か所をクーリングシェルターに指定していましたが、うち8か所は公民館で休館日の月曜日には利用できませんでした。
こうしたなか、8か所のドラッグストアは月曜日に利用できるため、市民にとっては月曜日が猛暑だったときにも利用の選択肢が広がることになります。
クーリングシェルターに指定された、ウエルシア土浦中高津店の山本和浩店長は「夏の暑い日にはもともと涼みどころとして開放していましたが、国の取り組みになったので一緒にできるのではないかと思いました。お買い物をしなくても暑い日は気軽に立ち寄って涼んでいただきたいです」と話していました。
また、土浦市は「暑い夏を乗り切るためにも、このような施設をぜひ利用してください」としています。