茨城県 インドの大学に日本語講座設置 外国人材確保策強化へ

茨城県は、国際的な人材の獲得競争が起きている中でもIT関連などの人材確保を進めようとインドの大学に日本語講座を設けて県内企業への就職を紹介する取り組みなどを強化することになりました。

茨城県は、県内の多くの産業で今後、働き手の不足が見込まれるとして、今年度は県内での外国人材の確保や外国人の子どもの支援を強化する取り組みを進めています。
この中で、県はIT関連などの人材を海外から呼びこもうとインドの大学に3年生と4年生を対象にした日本語講座を設置する取り組みを始めることになりました。
県では、この講座を通じて卒業後の就職先として茨城県内の企業を紹介し、海外からの新たな人材確保につなげたいとしています。
また、国際的にも人材の獲得競争が起きているとして外国人材が家族で暮らしやすい環境づくりにも力を入れています。
今年度、県は外国人などの高校生を対象に放課後に日本語を学ぶことのできる高校を県西や県南地域を中心に新たに5つ指定し、学習支援を行うことにしています。
茨城県は外国人材の確保や支援を強化することで、「外国人材に選ばれる茨城」を目指していて、今後も継続的に外国人材を確保できる仕組み作りを強化していきたいとしています。