中国 上海の中学生と踊りや学校紹介で交流 茨城 常陸太田

中国・上海の中学生が茨城県常陸太田市の中学校を訪れ、踊りや学校紹介などで交流しました。

常陸太田市にある県立太田第一高校附属中学校では、去年から国際交流の一環で、中国・上海の中学生と交流を行っていて、3日は上海からおよそ40人の生徒が訪れました。
上海の生徒たちは全校生徒120人の歓迎を受け、中国の古典舞踊を披露したり、中国でも知られ、去年亡くなった谷村新司さんの「浪漫鉄道」を日本語で歌ったりしていました。
このあと、生徒たちは学年ごとに分かれて交流を行い、3年生のクラスでは英語で自己紹介をしたあと、1904年に建設された国の重要文化財「旧制太田中学校講堂」を案内しました。
日本の生徒たちが剣道やラグビーなど、当時の活動の様子を説明すると、中国の生徒たちは興味深そうに話を聞いていました。
生徒会長の立原叶善さんは「ふだん学校生活を送るなかで海外の生徒と交流する機会はなかなかないので、互いの文化について英語で話せたことが印象深かったです」と話していました。
また、上海の中学校の生徒、蘇一凡さんは「歓迎を受けて活動できてとても楽しかったです。中国と日本の学生が一緒に交流できてよかったです」と話していました。