茨城 日立 動物園でアムールトラの公開始まる

茨城県日立市のかみね動物園で先月、長野県の動物園から来園した2頭のアムールトラの公開が始まりました。

アムールトラはロシアや中国東北部の寒い地域に生息し、トラの種類の中では大型で活発に動く姿が特徴です。
日立市にあるかみね動物園では、新しい施設を建設する長野県の動物園から2頭のトラを一時、預かることになり、先月いずれも4歳のメスとオスの2頭のアムールトラが来園しました。
そして今月中旬から1頭ずつ屋外の展示施設での公開が始まりました。
23日はオスの「新」が公開され、施設に設置された岩場や木々の中を歩き回ったり池の中に入って泳いだりするなど元気な姿をみせて、訪れた人たちを楽しませていました。
かみね動物園によりますと、動物園でこれまで飼育しているベンガル系のメスのトラを含めた3頭を交代で1頭ずつ公開していくということです。
北茨城市から家族と訪れた30代の女性は「来園したと聞いて見に来ましたが迫力があって格好がいいです。これからも見に来たいです」と話していました。
日立市かみね動物園の生江信孝園長は「アムールトラの大きさやダイナミックに水に入る姿などを見て、3頭それぞれの違いを楽しんでもらいたいです」と話していました。