城里町の高校生 自作グッズで交通安全呼びかけ

城里町の高校の生徒たちが、自分たちで作成した交通安全を呼びかけるオリジナルのグッズをドライバーたちに配りました。

グッズを作成したのは、城里町にある県立水戸桜ノ牧高校常北校の生徒たちです。
4日朝は7時半ごろから、高校の生徒と地元の常北中学校の生徒あわせておよそ30人が、町内の交差点で赤信号で止まった自動車のドライバーにグッズを手渡しました。
グッズの1つは2種類のポケットティッシュで、それぞれ「気をつけろいつもの道に危険あり」と「信号無視起きてからでは無視できない」という標語が印刷されています。
標語は、全校生徒に募って寄せられた84の候補から選ばれたということです。
また、生徒会が中心となってデザインした鈴がついたキーホルダーもあって生徒たちは、「安全運転よろしくお願いします」などと声をかけながらドライバーにグッズを手渡していました。
「いつもの道に危険あり」と呼びかける交通標語を考えた3年生の永山桜花さんは、「わかりやすい単語を使って若い人からお年寄りでも理解してもらえるように考えました」と話していました。
一方、信号無視をいさめる交通標語を考えた2年生の秋山弥生さんは、「ティッシュを受け取ってくれた人が交通安全を意識することで事故が減ると思いました」と話していました。