県公安委員会 水戸市内の暴力団事務所に使用制限の本命令

水戸市の暴力団事務所でおととし、暴力団の幹部が拳銃で殺害された事件で、対立する別の暴力団の幹部が逮捕され、先月起訴されたことを受けて、今後、抗争につながるおそれがあるとして茨城県公安委員会は3日、水戸市内にある指定暴力団「六代目山口組」の傘下組織の事務所を3か月間、使用を制限する本命令を出しました。

おととし1月、水戸市内にある指定暴力団「六代目山口組」の傘下組織の暴力団事務所で、この組織の幹部が拳銃で殺害される事件が発生しました。
この事件で、対立する指定暴力団「絆會」の幹部、金成行被告(55)が逮捕され、先月21日に殺人などの罪で起訴されました。
茨城県警察本部では起訴されたことをうけて、今後、抗争がおきるおそれがあるとして、同じ日に水戸市にある六代目山口組の傘下組織の事務所の使用を15日間、原則禁止する仮命令を出していて、県公安委員会では、この傘下組織からの意見聴取の手続きを経て3日、使用禁止の期間を3か月間とする本命令を出しました。
このほか、県公安委員会は対立する2つの組織をより厳しく取り締まることができる「特定抗争指定暴力団」に指定する手続きを進めています。