茨城 稲敷の特産品「江戸崎かぼちゃ」出荷始まる

茨城県稲敷市の地域の特産品として国の登録を受けている「江戸崎かぼちゃ」の出荷が始まりました。

「江戸崎かぼちゃ」は、稲敷市の江戸崎地区を中心におよそ50年前から栽培され、平成27年には国が各地の特産品をブランドとして登録する、「地理的表示保護制度」の登録も受けています。
地元の集荷場では、22日朝、生産者や専門の検査員が集まって、かぼちゃの大きさや形などを一つ一つ確認して箱詰めしていました。
地元の農協によりますと「江戸崎かぼちゃ」は、完熟してから収穫するため、ほくほくした食感とほどよい甘さが特徴だということです。
ことしは、カボチャの成育もよいということで、7月末ごろまでに平年並みの、あわせておよそ270トンが出荷される見通しです「JA稲敷江戸崎南瓜部会」の池延美千男部会長は、「霜などの被害を受けることもなく順調に育っていて、例年どおりおいしいカボチャができたので、たくさんのひとに食べてもらいたい」と話していました。