大震災の復旧工事を記念して植えたぼたんが見頃 潮来 潮音寺

13年前の東日本大震災で被害をうけた茨城県潮来市の寺で、復旧工事を記念して植えられたぼたんの花が見頃を迎えています。

東日本大震災で液状化の被害を受けた潮来市日の出地区にある潮音寺では、地盤の液状化対策工事が終わったことを記念して地元の人たちが植えた150株のぼたんの花が見頃を迎えています。
花は、赤やピンク色などで大人の手のひらほどの大きさがあり訪れた人たちは境内を散策しながら眺めて楽しんでいました。
寺を訪れた地元の70代の女性は「これほどの大輪の花は、なかなか見られないので、すばらしいと思います」と話していました。
また、地元の80代の女性は「これだけきれいに咲いているので、みんなに見てもらいたいです」と話していました。
潮音寺の村上定運住職は「このぼたんは、東日本大震災で倒壊したお堂の跡地を中心に地元の方々が植えたもので熱心に手入れをしてくださっています。力強いお花をみて勇気をもらっていただければと思います」と話していました。
潮音寺のぼたんの花は、今月いっぱい楽しめそうだということです。