「ひよっこ」ロケ地 高萩市中戸川地区こいのぼりで地域おこし

NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」のロケ地の1つとなったのをきっかけに地域おこしの活動を続けている茨城県高萩市の地区で、端午の節句を前に地元の人たちが1000匹を超えるこいのぼりを飾りました。

高萩市の山あいにある中戸川地区では7年前に放送されたNHKの連続テレビ小説「ひよっこ」のロケ地の1つとなったのをきっかけに、地域おこしの活動が続けられています。
こいのぼり飾りもこの一環で3年前から行われているもので、地区では来月5日の端午の節句を前に、水田などに1000匹を超えるこいのぼりが飾り付けられています。
今月20日には地区の人たちが集まって長さ50センチから80センチほどのこいのぼりが新緑を背景にして泳ぐ様子を眺めていました。
近くに住む70代の女性は「とてもきれいです。これほどの数を飾るのは大変だと思いますが、こういう場所があるのはとてもありがたいです」と話していました。
こいのぼりを飾り付けた菊地力雄さんは「この活動を通して地域が盛り上がり多くの方が喜んでいるのでやりがいを感じています。体力の限り続けていきたい」と話していました。
中戸川地区のこいのぼりは6月中旬まで飾り付けられているということです。