水戸市の姉妹都市 米アナハイム市の市長 納豆を味わう

水戸市の姉妹都市、アメリカ アナハイム市の市長を含む使節団が24日、26年ぶりに水戸市を訪れ、歓迎レセプションで水戸名産の納豆などを堪能しました。

水戸市はアメリカ カリフォルニア州のアナハイム市と昭和51年に姉妹都市の協定を結び、学生の相互派遣など交流を続けてきました。
新型コロナウイルスの影響で中高生の交流や使節団の派遣を中止していましたが、新型コロナが5類に移行したことを受け、去年10月に水戸市の高橋靖市長らがアナハイム市を親善訪問したのをきっかけに、26年ぶりに市長を含む20人の使節団が水戸市を訪れました。
24日、水戸市内のホテルで開催されたレセプションでは、水戸市の郷土工芸品である米粒人形と、アナハイム市の木造アート作品などの記念品の交換が行われました。
そして、納豆や梅酒などがふるまわれると、アナハイム市のアシュリー・エイケン市長は、用意された3種類の納豆をそれぞれ自分でかき混ぜたあとペロリと平らげ、水戸の名産を味わっていました。
アシュリー・エイケン市長は「納豆が大好きなので堪能できて光栄です。今後も観光など経済面のほか学生の交流などを続けたい」と話していました。
高橋市長は「再来年には友好関係を結んで50年を迎えるので今回の訪問をきっかけに交流を続けていきたい」と話していました。
両市は子どもたちの交流をことし5年ぶりに再開し、アナハイム市の高校生は6月に水戸市を訪れ、水戸市の中高生は7月にアナハイムを訪問するということです。