ハウスメロン 約600玉盗まれる 窃盗事件で捜査 鉾田

茨城県鉾田市で、今シーズンの出荷が始まったばかりのメロンおよそ600玉が農業用ハウスからなくなっていたことがわかり、警察は盗まれたとみて捜査しています。

今月5日、午前7時ごろ鉾田市で農家を営む52歳の男性から「メロンが盗まれた」と警察に通報がありました。
警察によりますと、男性は、およそ30棟のハウスでメロンを育てていますが、このうち、3棟で収穫間近のメロンがもぎとられていて被害は、およそ600玉に及び、額にして60万円分に相当するということです。
農家の男性が前日の午後5時30分ごろにハウスを確認した際には異常がなかったため、警察は何者かが侵入してメロンを盗んだとみて窃盗事件として捜査しています。
警察によりますと、ハウスに鍵はかかっていなかったということです。
鉾田市はおととしの国の統計で、メロンの産出額が市町村別で全国1位の産地で、今月から今シーズンの出荷が始まったばかりでした。
県内では農作物が旬を迎える時期にあわせて盗まれる事件が例年発生していて警察は、防犯カメラや人の侵入をセンサーが感知すると点灯するライトの設置など、防犯対策の強化を呼びかけています。