太陽光発電の雑草対策 茨城県で自動運転草刈り機の実証実験

太陽光発電の発電量を低下させるおそれがある雑草を刈る作業を自動化しようと、自動運転の草刈り機を使った実証実験が、28日、茨城県で行われました。

この実証実験は通信大手の「NTTドコモ」と福岡県の草刈り機メーカーが県内の太陽光発電所で行いました。
会社によりますと、雑草は高くなると日陰を作り太陽光発電の発電量を低下させるほか、火災にもつながるおそれがあるため、定期的な草刈りが必要ですが、夏場は猛暑のため作業環境が過酷で働き手も不足しているということです。
このため、作業の負担を減らそうと、ドコモなどが自動運転の草刈り機の開発を進めてます。
実験では、草刈り機がパネルとパネルの間を草を刈って動き、担当者は設定したルートを通っているか、モニターの表示を見ながら確認していました。
会社では今後も実証実験を複数回行い、人が作業するのと比較してどのくらい作業時間が短縮できるかなどを検証し、再来年の商用化を目指しています。
NTTドコモ・ライフスタイルイノベーション部の中村洋太さんは「今後、細かなルート設定でも走行できるよう精度を高めていく必要がある。再生可能エネルギーの推進に向けて管理コストを低減させるため重要な役割を担いたい」と話していました。