茨城〜栃木を結ぶ真岡鐵道 SL運行30周年を祝う式典

茨城と栃木を結んでSLの観光列車を走らせている真岡鐵道で、運行30周年を祝う式典が行われ、記念のヘッドマークが披露されました。

真岡鐵道真岡線は茨城県筑西市と栃木県茂木町の41.9キロを結ぶ第三セクターで、1994年から土日祝日を中心に観光列車「SLもおか」を運行し今月27日で30年となります。
24日は沿線の自治体関係者などが出席して記念の式典が筑西市の下館駅で行われ、須藤茂市長が、「これからもSLをかわいがってもらい、多くの人にいい思い出をつくってもらいたい」と述べました。
このあと、SLと地元の特産品のいちごなどをあしらった記念のヘッドマークが披露されました。
そして満員の乗客を乗せたSLは出発の合図のあと、大きな汽笛を鳴らし蒸気をあげながら茂木駅に向けて出発しました。
乗客にはヘッドマークのイラストをあしらったクッキーが配られました。
2歳の孫のために京都市から訪れた66歳の男性は、「孫が列車が好きなので新幹線を乗り継いで来ました。これから何年たってもSLが走り続けてほしいです」と話していました。