茨城県 香港の大手旅行予約サイトと覚書 観光PRで連携

外国人観光客を取り込もうと、茨城県が初めて海外の大手旅行予約サイトと覚書を交わし、連携して茨城の観光をPRしていくことになりました。

この覚書は、茨城県が外国人観光客の需要を取り込もうと、韓国や台湾などを中心に展開している香港の大手旅行予約サイトとの間で交わしました。
12日の締結式には、茨城県の大井川知事と大手旅行予約サイトKlook日本法人の増田航ゼネラルマネージャーが出席し、覚書に署名していました。
協定では、外国人観光客を誘致するために大手旅行予約サイトを活用して、県内の観光施設や体験型ツアーなどのPRを連携して進めていくことなどが盛り込まれています。
茨城県が、海外の大手旅行予約サイトと連携の協定を結ぶのは初めてだということです。
大井川知事は「双方のターゲットはほぼ同じアジアの観光客で、一般的な日本旅行と違ったテイストを求める傾向があるので、茨城のインバウンド誘致のレベルをさらに上げていきたい」と話していました。
また、増田ゼネラルマネージャーは「茨城は都心から近く、ひたち海浜公園や偕楽園などの名所を外国人観光客により知ってもらいたい」と話していました。