大井川知事「健康害し多大なご迷惑」引き続き職務に

茨城県の大井川知事は、転倒して頭を打ち入院したあと初めて記者会見を行い、当時の状況について説明したうえで、「健康を害した結果、多大なご迷惑をおかけした」と述べ、現在は回復し、引き続き職務にあたっていく考えを示しました。

大井川知事は先月15日に転倒して頭を打って病院を受診し、頭蓋に血腫が確認されて「急性硬膜外血腫」とと診断され、10日間入院したのち先月26日に退院しました。
5日は入院したあと初めて記者会見を行いました。
大井川知事は、先月15日は自民党関係者と会合があったと明らかにしたうえで、「少し飲んだが、ふだんより多く飲んだとかはない」と当時の状況について説明しました。
そして、「健康を害した結果、多大なご迷惑をおかけした」と述べ、現在は回復し引き続き職務にあたっていく考えを示しました。
また、県議会で審議されている新年度・令和6年度の当初予算案で、外国人材の確保や支援策などを柱としたことについて、「労働力人口が急激に減るなか出生率を上げるのは簡単ではなく、海外の人材に選んでもらう環境をつくるのは非常にわかりやすい方策だ」と述べ、外国人材を活用するなど具体的な対策を講じることが県の将来にとって重要だという認識を示しました。