高校生死亡 はねられる前から路上に倒れていたか ひたちなか

9日夕方、茨城県ひたちなか市の駐車場で16歳の女子高校生が車の下で見つかり、死亡しました。
高校生は車にはねられたあと9キロほどひきずられたとみられますが、車にはバンパー以外に目立った損傷がないことなどから警察は高校生がはねられる前から路上に倒れていたとみて詳しく調べています。

9日午後6時すぎ、ひたちなか市津田のコインランドリーの駐車場で、72歳の男性から「運転中に車から変な音がするので、駐車場で確認したら車の下に人が挟まっていた」と110番通報がありました。
警察が確認したところ乗用車の下から水戸市に住む16歳の女子高校生が見つかり搬送先の病院で死亡が確認されました。
これまでの調べによりますと高校生は水戸市酒門町にある国道6号の交差点付近で乗用車にはねられ、そのまま9キロほど引きずられたとみられるということです。
一方、乗用車には前方バンパーの下部には損傷があるもののボンネットやフロントガラスには目立った損傷はないということです。
このため警察は何らかの理由で高校生が路上に倒れていたところに乗用車が通りかかり、そのまま引きずったとみて運転していた男性から事情を聞くなどして詳しい状況を調べています。