鹿島アントラーズ 優勝祈願 新体制発表

サッカーJ1、鹿島アントラーズの選手たちが茨城県鹿嶋市にある鹿島神宮を訪れ、今シーズンの優勝を祈願しました。

21日は、鹿島アントラーズの小泉文明社長とランコ・ポポヴィッチ監督、それに選手などおよそ80人が鹿嶋市にある鹿島神宮を訪れました。
そして、拝殿で神職からおはらいを受けたあと、小泉社長とポポヴィッチ監督、そして選手を代表して今シーズン、キャプテンを務める柴崎岳選手が玉串をささげて優勝を祈願していました。
また、選手たちは、「優勝」や「タイトル」などとそれぞれの抱負や願いを書いた大きな絵馬を奉納したということです。

サッカーJ1・鹿島アントラーズの新体制発表会が21日、茨城県鹿嶋市で行われ、新キャプテンに選ばれたミッドフィルダーの柴崎岳選手がタイトル獲得への意気込みを語りました。

新体制発表会ではサポーターおよそ400人が集まる中、スローガンを発表しました。
今シーズンは、「Football Dream−かける−」で、2016年シーズン以来遠ざかっている国内3大タイトルの奪還のため、すべての力をかけるという意味を込めたということです。
さらに、チームの強化指針には、ゴールに直結するプレーの追求などを掲げました。
新たなキャプテンには、2016年のタイトル獲得時に背番号10をつけて活躍していたミッドフィルダーの柴崎岳選手が選ばれ、再び10の背番号を背負ってプレーします。
柴崎選手は、「選手会長、キャプテン、そして、10番と盛りだくさんだが、これは、今シーズン、タイトルをとりたい僕の覚悟の1つの表れだと思う。カシマスタジアムで優勝チームに贈られる『シャーレ』を掲げられるシーズンにしたい」と意気込んでいました。
このあと、新加入選手4人があいさつし、このうち、関西学院大学から加わるディフェンダー、濃野公人選手は「積極的な攻撃への参加が持ち味です。プロ1年目ですが、タイトル獲得に向けて最大限の力を発揮して貢献したい」と話していました。
ランコ・ポポヴィッチ新監督は「柴崎には、今まで見せてきた姿勢やプレーをみせてほしい。キャンプでは、全員が攻撃と守備に関わるサッカーを目指して、連携の質や精度を高めていきたい」と話していました。
アントラーズは、23日から来月3日まで、宮崎県でキャンプを行い、開幕戦に向けて、調整していきます。