新型コロナ感染状況 県医師会 鈴木会長「第10波に」

茨城県内の新型コロナウイルスの感染状況について、県医師会の鈴木邦彦会長は、1医療機関あたりの感染者数が8週連続で増加していることなどから「第10波に入ったと考えられる」として、換気や手洗いなどの感染対策を行うよう呼びかけました。

茨城県の発表によりますと、新型コロナウイルスの定点把握で、今月14日までの1週間の1医療機関あたりの新たな感染者数は14.09人と、8週連続で増加しました。
これについて、県医師会の鈴木会長は19日の会見で、「8週連続で感染者が増加し、第9波のピーク時の感染者数の半分ほどとなっていることから第10波に入ったと考えられる」と述べました。
要因として、年末年始で人の移動が増え、感染する機会が増えたことなどが考えられるということです。
そのうえで、「換気や手洗い、それにマスク着用など、これまでの経験をいかして感染対策をしてほしい。ことし3月までは全額公費でワクチン接種ができるため、接種してほしい」と述べ、感染対策やワクチン接種を行うよう呼びかけました。