再来年度に桜川 真壁高校と筑西 明野高校統合へ 茨城県教委

茨城県教育委員会は、再来年度に桜川市の真壁高校と筑西市の明野高校を統合することなどを盛り込んだ県立高校の改革方針を明らかにしました。

これは16日、茨城県教育委員会の森作宜民教育長が定例の記者会見で明らかにしました。
この中で示された来年度以降3年間の県立高校の改革方針では、再来年度に桜川市の真壁高校と筑西市の明野高校を統合するとしています。
明野高校はことしの入学試験を最後に募集を停止します。
明野高校では全校で80人の定員に対して今年度は20人、真壁高校の普通科は40人の定員に対し8人の入学にとどまっていました。
また、常陸太田市の太田第一高校では、定時制課程を2027年度に廃止するとしています。
このほか、結城市にある結城第一高校と鬼怒商業高校では、再来年度から連携を強化して、合同での探究授業や外国人生徒の支援などを行います。
森作教育長は「中学校を卒業する生徒が年々、減少する中、これまで培った取り組みを今後の教育課程の充実につなげていきたい」としています。