年末年始 JR常磐線の特急利用者 新型コロナ前の水準上回る

年末年始の期間にJR常磐線の特急を利用した人は、最も乗客が多い区間の上下線で19万9000人と、新型コロナウイルスの感染拡大前の水準を上回りました。

JR東日本によりますと、去年12月28日から今月4日までの8日間にJR常磐線の特急「ひたち」「ときわ」を利用した人の数は、最も乗客が多い土浦と千葉県の我孫子の間の上下線で合わせておよそ19万9000人でした。
これは、昨年度と比べて2万3000人ほど増えていて、新型コロナの影響がなかった2018年度の19万6400人も上回りました。
このほか、県内の区間では水戸と土浦の間、水戸と高萩の間のいずれも、2018年度と比べて102%とコロナ前の水準を上回りました。
JR東日本水戸支社は「新型コロナが5類に移行してから初めての年末年始となったため、帰省やUターンによる需要が増加したと考えている」としています。