地震で断水続く富山 高岡に給水車派遣 茨城 龍ケ崎市

地震で断水続く富山 高岡に給水車派遣 茨城 龍ケ崎市

能登半島地震を受けて茨城県龍ケ崎市は4日断水が続く富山県高岡市を支援するため給水車と職員を派遣しました。

能登半島地震を受けて富山県内では複数の地域で断水が続いていて、龍ケ崎市は高岡市に6トンの給水車1台と職員4人の派遣を決め、4日午後、市役所で出発式が開かれました。
龍ケ崎市では東日本大震災で断水被害が出た際、高岡市から支援を受けたことなどから今回の支援を判断したということです。
出発式では、萩原勇市長が、「東日本大震災の際に龍ケ崎市民も助けてもらったので、その恩返しも兼ねて頑張ってきてもらいたい」と激励し、関係者が拍手で見送るなか、給水車は市役所を出発しました。
龍ケ崎市の職員は1週間程度の期間中、生活用水や飲料水を被災者に提供するということです。
高岡市に向かう龍ケ崎市総務部の危機管理監、柏崎治正さんは「非常に大きな地震で被災地では生活に困っている方が多くいらっしゃると思うので、市の代表として被災者が安心できる環境をつくる一助になりたい」と話していました。