境町 地震被害の石川 輪島市をふるさと納税で支援

石川県能登半島で震度7の揺れを観測した地震の被害が拡大していることを受けて、茨城県境町はふるさと納税の仕組みを使った支援金の受け付けを始めました。

境町では2日午後2時から石川県輪島市を支援先に「ふるさと納税」の仕組みを使った支援金の受け付けを始めました。
受け付けはポータルサイトの「ふるさとチョイス」のページで行われていて、クレジットカード決済で2000円以上の寄付をすることができます。
境町が事務手続きを担って集まった支援金を輪島市に届けることにしていて、返礼品はありません。
ポータルサイトの表示では2日午後4時半の時点で238件、484万円余りの支援金の申し込みがあります。
境町では輪島市について深刻な被害が伝えられていることに加え、ふるさと納税の発展を目指す自治体連合に市と境町がともに加盟している縁から支援先にしたとしています。
境町はふるさと納税の寄付総額が昨年度までの6年連続で関東地方の自治体で1位になるなど、熱心に取り組んでいることで知られ、まちづくり推進課は「被災した直後の自治体に救助や復旧作業などに注力してもらうためにも、境町が受け付け事務を代わりに行うふるさと納税の支援金での協力を考えてみてほしい」と呼びかけています。