大井川知事「最大の課題は人口減少 先手先手で対応していく」

大井川知事「最大の課題は人口減少 先手先手で対応していく」

茨城県の大井川知事は22日の定例会見で、来年の課題について人口減少などを挙げ、「先手先手で対応していくことを常に心がけ、安易な現状維持は厳に慎まなくてはいけない」と述べ、あらゆる政策を見直し、県政を前進させる覚悟を示しました。

茨城県の大井川知事は年内最後となった22日の定例会見で来年の課題について触れ、「最大の課題は引き続き人口減少で同じくらい大きな課題として物価高騰が続くのではと考えている。気候変動問題を契機としたエネルギーシフトを人類全体でいかに進めるかも課題だ」と述べました。
その上で「県としてどうやって生き残っていくかも含めてさまざまな課題が出てくる。先手先手で対応することを常に心がけ、安易な現状維持は厳に慎まなくてはいけない」と述べ、あらゆる政策を見直し、県政を前進させる覚悟を示しました。
一方、今月6日に日立市役所の広場と東海村役場に車が相次いで突っ込んだ事件を受けて、県は県庁舎や県内11か所の合同庁舎の敷地に車止めの設置などの対策を検討しているということで、大井川知事は「意図して突っ込んでくる車を止めるのはなかなか難しい。どこまでやるか効果も含めてよく考えながら検討していきたい」と述べました。