五霞町で強盗傷害事件 60代の男性頭などにけが

19日午前、茨城県五霞町の住宅に男が押し入り、この家に住む60代の男性をハンマーのようなもので殴るなどして脅し、現金を奪って逃走しました。
男性は頭などにけがをしていて、警察は強盗傷害事件として逃げた男の行方を捜査しています。

警察や消防によりますと、19日午前10時半ごろ、五霞町小福田で、近くに住む人から「隣人がハンマーで襲われている」という通報がありました。
警察によりますと、この家に住む60代の男性が来客に気づいて応対しようと玄関にいったところ、男が突然、押し入り、現金を要求しながらハンマーのようなもので頭などを殴り、現金およそ1万円を奪って逃走したということです。
警察によりますと、男性は頭にけがをしたほか、押し入った男が持っていたナイフのようなものをつかんだため手にもけがをしたということです。
病院に搬送され手当てを受けていますが、命に別状はないということです。
警察によりますと、逃走した男は身長が170センチぐらいの痩せ形で、灰色っぽい作業着を着ていたということです。
また、年齢は30歳から40歳ぐらいで、顔だちはアジア系の外国人のようだったということで、警察は強盗傷害事件として逃げた男の行方を捜査しています。
現場は、圏央道の五霞インターから北の方向におよそ2キロ離れた場所で、田んぼや畑に住宅が点在しています。
茨城県五霞町で発生した強盗傷害事件で、被害にあった男性は近所の家に駆け込んだということです。
男性から助けを求められ、警察に通報したというこの家に住む70代の女性は「被害にあった男性が『強盗に入られた』と言って助けを求めてきました。頭や手にけがをして血を流していました。『玄関を開けたら男が急に入ってきて襲われた』と言っていました」と、当時の状況を振り返っていました。
また女性は「まさかこんなところで事件が起きるとは思いませんでした。怖いです」と話していました。