北茨城 特別支援学校に通う子どもたちがホテルの仕事など体験

茨城県北茨城市で特別支援学校に通う子どもたちに将来の職業選択に役立ててもらおうとホテルの仕事などの体験会が開かれました。

この体験会は、県立北茨城特別支援学校が地元のロータリークラブと協力して開いていて、12日は、小学部の1年生から4年生の児童36人と市内のホテルや清掃業などの4つの事業者が参加しました。
このうち、ホテル業の事業者のブースでは子どもたちは担当者から教わりながら、「いらっしゃいませ」「少々お待ちくださいませ」などと声を出して接客の際のあいさつの練習をしていました。
また、料理の配膳準備の体験も行われ子どもたちが見本を見ながらテーブルに器を並べていました。
体験会に参加した4年生の女子児童は「優しく教えてもらえてどの仕事も楽しかったです。またやってみたいです」と話していました。
また、北茨城ロータリークラブの椿眞里会長は「自分たちの知らない仕事がこんなにあるのだと知ってもらい将来の職業選択に役立ててもらいたい」と話していました。