石岡 観光施設で販売のドーナツに針金混入 客ののどに刺さる

茨城県石岡市にある県の観光施設「いばらきフラワーパーク」で販売されたドーナツに針金が混入し、食べた客がのどに刺さった針金を摘出する処置を受けたことがわかり、製造した業者が385個の自主回収を進めています。

石岡市にある県の観光施設「いばらきフラワーパーク」などによりますと、今月6日県外に住む女性が施設内のレストランでドーナツを購入して、その後食べたところ痛みや出血、それに吐く症状が出て医療機関を受診し、のどに刺さっている針金を摘出する処置を受けたということです。
施設などが調べた結果、針金は長さおよそ1.5センチ、太さ0.3ミリで、製造する際に使った粉ふるいが劣化して針金が外れたとみられることがわかりました。
このため、ドーナツを製造した市内の「たなか農園・ペトラン」が同じ粉ふるいを使って製造した疑いのある商品、385個の自主回収を進めています。
対象は、施設内のレストランで先月25日から今月8日までの間に販売されたドーナツやマフィンなどです。
施設と会社は「ご心配とご迷惑をおかけし心よりおわび申し上げます。今後ともいっそうの注意を払い再発防止に努めてまいります」としています。
自主回収の問い合わせ先は080−1353−8585です。