ひたちなか海浜鉄道・湊線延伸工事 新駅先行開業正式表明

茨城県ひたちなか市は、物価高騰による建設費の増加などを受けて、市内の第三セクターひたちなか海浜鉄道の延伸計画を見直し、工事を2段階に分けて、国営ひたち海浜公園の南口付近に新駅を整備し先行して開業する方針を明らかにしました。
厳しい経営環境が続く地方鉄道で延伸計画は極めて珍しく、早ければ着工してから5年後の完成を目指すことにしています。

ひたちなか市の第三セクターひたちなか海浜鉄道・湊線は、3.1キロを延伸する計画ですが、物価高騰による建設費の増加などを受け、計画自体の見直しを進めていました。
ひたちなか市は12日開かれた市議会の一般質問の中で当初の計画を見直し、工事を2段階に分けたうえで、国営ひたち海浜公園の南口付近に新駅を整備し先行して開業する方針を正式に表明しました。
市と海浜鉄道では、ネモフィラなどの季節の植物でにぎわい、年間200万人前後が訪れる海浜公園の観光需要に加え、新駅の周辺では県が新たな工業団地の開発を進めているため、通勤需要も取り込めると見込んでいます。
海浜鉄道では海浜公園の南口付近までの区間について、今年度中に国に工事の許可を申請する予定です。
厳しい経営環境が続く地方鉄道での延伸計画は極めて珍しく、早ければ着工してから5年後の完成を目指すことにしています。