G7内務・安全担当相会合 水戸市で始まる 歓迎レセプション

G7=主要7か国の内務・安全担当相会合が8日、水戸市で始まり、各国の出席者を歓迎するレセプションが行われました。
8日、水戸市で始まったG7内務・安全担当相会合は、国の治安などを担当する閣僚が出席して水戸市民会館を会場に10日まで3日間の日程で開かれます。

テーマごとに話し合うあすからの会議に先立ち市内のホテルでレセプションが開かれ、大井川知事や水戸市の高橋靖市長らがICPO=国際刑事警察機構のユルゲン・ストック事務総長など各国からの参加者らを出迎えました。
はじめに地元の人たちなどでつくる「水戸太鼓保存会」が太鼓の演奏を披露し出席者たちを歓迎しました。
このあと、大井川知事が英語で「これからの3日間で水戸市や茨城県の魅力をご体験いただけるでしょう」とあいさつしていました。
9日からの会議では、児童ポルノなど、子どもの性の搾取の問題に対する取り組みや、生成AIを悪用した犯罪の危険性などについて、情報共有が図られるほか、各国でも被害が深刻化している特殊詐欺への対応が今回、初めて議題に加わり、国境を越えて活動する犯罪組織を取り締まるための国際的な枠組みなどについて話し合われ最終日の10日、共同声明を採択する見通しです。