全国大会出場の明秀日立高 クラウドファンディングで寄付を

物価高が続く中、全国大会に出場する茨城県日立市の明秀日立高校のサッカー部とバレーボール部を支援してほしいと、高校ではクラウドファンディングを始め寄付を呼びかけています。

明秀日立高校では、男子のサッカー部が全国高校サッカー選手権大会に出場し、夏のインターハイに続いて、冬の全国大会でも全国制覇を目指しているほか、女子のバレーボール部は全日本バレーボール高校選手権大会に初出場します。
高校では、生徒たちの旅費や宿泊費を支援するため、卒業生などに協力を求めていますが、燃料価格の高騰などで負担が大きくなると見込まれることから、クラウドファンディングを始め寄付を呼びかけています。
クラウドファンディングのサイトでは、活動の様子を写真で伝えるとともに支援を求める監督や選手のコメントも掲載し、サッカー部が700万円、バレーボール部が300万円の寄付を目標にしています。
受付期間は来月16日までで、寄付をした人には選手たちからのお礼状を送るほか、寄付金に応じて記念品も用意しているということです。
会見した明秀日立高校の塙定之校長は「趣旨をご理解のうえ、生徒や選手のために一緒に応援する意味を込めて、ご協力いただけるようよろしくお願いします」と話していました。