茨城県内 各地で今季一番の冷え込み 水戸市で初氷を観測

21日朝の茨城県内は各地で今シーズン一番の冷え込みとなり、気象台は水戸市で初氷が観測されたと発表しました。

水戸地方気象台によりますと関東地方の上空に流れ込んだ寒気と晴れて地表の熱が奪われる放射冷却現象の影響で茨城県内は21日朝各地で気温が下がりました。
21日朝の最低気温は大子町でマイナス1.6度、笠間市でマイナス0.7度、常陸大宮市小瀬でマイナス0.5度、つくば市で0.3度、北茨城市で0.4度、筑西市西石田で0.5度など、県内のほとんどの観測地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。
水戸市の21日朝の最低気温は2度で気象台は水戸市で初氷が観測されたと発表しました。
水戸市の初氷の観測は去年より17日早く、平年より5日遅くなっています。
気象台によりますと、21日の県内は高気圧に覆われて晴れて日中の最高気温は水戸市で16度、土浦市で17度と予想されています。
22日は気圧の谷や湿った空気の影響で朝晩はくもりで22日朝の最低気温は水戸市で4度、土浦市で6度と予想され、21日朝よりは冷え込みは緩む予報です。
また、日中の最高気温は上空の寒気が抜けて暖かい空気が流れ込む影響などで水戸市と土浦市ともに19度と予想されています。