茨城県 各地で今シーズン一番の冷え込み 水戸市で初霜を観測

14日の茨城県内は各地で今シーズン一番の冷え込みとなり、気象台は水戸市で初霜が観測されたと発表しました。

水戸地方気象台によりますと関東地方の上空に流れ込んだ寒気と晴れて地表の熱が奪われる放射冷却現象の影響で茨城県内は14日朝各地で気温が下がりました。
14日朝の最低気温は大子町でマイナス0.6度、鉾田市でマイナス0.2度で、今シーズン初めて氷点下の気温を観測しました。
このほか、笠間市で0.5度、常陸大宮市小瀬で0.7度、筑西市西石田で0.9度、龍ケ崎市で1.1度、水戸市で1.9度などで、県内ほとんどの観測地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。
この冷え込みの影響で気象台は14日朝、水戸市で初霜が観測されたと発表しました。
水戸市の初霜の観測は去年より24日早く、平年より3日遅くなっています。
気象台によりますと、14日の県内は高気圧に覆われて晴れて日中の最高気温は水戸市で16度、土浦市で17度と予想されています。
15日は関東の東を進む低気圧の影響で雨や雷雨となる所がある見込みで15日朝の最低気温は水戸市で7度、土浦市で9度と予想され、14日朝よりは冷え込みは緩む予報です。