東海第二原発 防潮堤工事に不備 知事「特に問題無いと思う」

茨城県東海村の東海第二原発で行われている防潮堤の建設工事について、日本原子力発電は、防潮堤の基礎部分に、コンクリートが充てんされていない部分があるという不備が見つかり、ことし6月から工事を中断していると今月16日に発表しました。

これについて、大井川知事は20日の定例会見で、「工事の途中の検査で事業者がみずから問題点を発見し是正を図っている状況だと把握していて、原子力安全協定に基づく県への報告義務は無く、特に問題は無いと思う」と述べ会社側の対応に、現状、問題は無いという考えを示しました。