記録的な大雨から1か月 避難住民は一日も早い復旧願う 茨城

千葉県と茨城県を中心に大きな被害が出た記録的な大雨から8日で1か月です。
自宅が床上まで水につかり、避難先での生活を余儀なくされている茨城県の住民は、8日も自宅の片づけに追われ、1日でも早く元の生活が戻ることを願っています。

先月8日の記録的な大雨で、茨城県ではあわせて1600棟近くの住宅が水につかるなどの被害を受けました。
このうち北茨城市の大浦正利さん(65)は、2階建ての住宅の1階部分が水につかる被害を受け、8日の午前中も自宅の片づけに追われていました。
北茨城市には災害救助法が適用されていて、行政が被災した住宅の修理費用を補助する「応急修理」の申請を受け付けていて、大浦さんも申請を行う予定だということです。
大浦さんは現在、避難先として市から提供を受けている自宅に近いアパートの1室で90歳の父親と妹の3人で暮らしていて、1日でも早く元の生活が戻ることを願っています。
大浦さんは「雨が降るたびにトラウマで怖くなります。今は仮住まいなので狭く、家族も慣れていないところがあるので少しでも早く修理の工事が終わってほしいです」と話しています。