取手の農園でハーブの収穫盛んに

茨城県取手市の農園では、料理の味を引き立たせるバジルなど香り豊かなハーブの収穫が盛んに行われています。

茨城県のハーブは、全国に野菜などの生鮮品を卸している東京都中央卸売市場の中で1位の取扱量となっています。
県内の中でも生産が盛んな取手市の霜多浩子さんの農園では、およそ4ヘクタールの畑で年間50種類ほどのハーブを栽培しています。
気温が涼しくなる今月下旬ごろから育ちがよくなり、いまの時期はピザやパスタに使われるバジルや、肉料理の香り付けに使うローズマリー、それにタイ料理にも使われるレモングラスなど14種類のハーブの収穫が盛んに行われています。
霜多さんによりますと、このところ暑さがやわらいで朝晩の寒暖差が出てきたことから香り豊かなハーブに育っているということです。
霜多さんは「ハウスに入るとふわっとハーブの香りがして、いい出来に仕上がっている。これからも生産を頑張っていきたい」と話していました。
霜多さんのハーブは、東京の市場のほか県内のレストランなどにも出荷されます。