記録的大雨 茨城 日立 日立製作所野球部がボランティア活動

茨城県日立市では記録的な大雨で被害を受けた住宅などの片づけ作業でボランティアの不足が課題となる中、地元の日立製作所野球部の選手達がボランティアに参加しました。

日立市では今月8日の記録的な大雨によって住宅などが浸水する被害が相次ぎ、片づけ作業を手伝うボランティアの不足が課題となっています。
14日は、地元の日立製作所野球部の選手や監督など36人がボランティアに参加し、6つのグループに分かれて流れ込んだ泥を取り除く作業などを手伝いました。
このうち、キャプテンの野中祐也選手など7人は床下浸水したうえ、庭一面が泥で埋まった住宅を訪れ土のう袋にスコップで次々と庭の泥を入れて運んでいました。
この住宅の60代の男性から一人で作業をしなければならず困っていたという話を聞くと、選手たちは男性を励ましながら作業を進めていました。
作業を手伝ってもらった男性は「毎日、1人で30分ずつしか作業ができず、大変だったので本当に助かりました」と話していました。
日立製作所野球部の野中祐也キャプテンは「感謝していただけてよかったです。私たちが来たことで少しでも作業が進んだと思ってもらえたらうれしいです」と話していました。