ビッグモーター店舗前の街路樹 警察が調査 茨城 つくば市

中古車販売会社「ビッグモーター」の茨城県つくば市にある店舗前の街路樹が枯れた問題で、警察は、器物損壊の疑いで捜査を進めていて、13日現場で状況を確認するための調査を行いました。

茨城県は、つくば市学園の森3丁目にある「ビッグモーターつくば店」の前の県道にあった街路樹2本が何者かによって枯らされたとして先月30日に被害届を提出し警察は、器物損壊の疑いで捜査を進めています。
警察は13日、現場の詳しい状況を確認するため捜査員5人が県の職員の立ち会いのもと現場の状況を調べました。
捜査員たちは街路樹がなくなっている場所の範囲を確認したり、写真をとったりしていました。
警察は今後、従業員に聞き取りを行っていく方針で、県が採取した植え込み部分の土壌調査のデータなどの提供を受けながら捜査を進めていくことにしています。
中古車販売会社、「ビッグモーター」は今回、警察から捜査を受けていることについて「捜査に全面的に協力し、原状回復も含め誠心誠意の対応をしていく。本件においてご迷惑をおかけした皆様へ改めて心からお詫び申し上げます」というコメントを出しました。
ビッグモーターの店舗前の街路樹の問題を巡ってはこれまでの茨城県の調査で、つくば市の店舗のほか、ひたちなか市と阿見町にある店舗の前でも街路樹が枯れたり、無くなったりしていたことが確認されていますが、つくば市以外の2つ店舗ではすでに時効を迎えている可能性があるとして、茨城県は被害届の提出を見送っています。