お盆期間中 JR常磐線特急利用 去年同時期比で40%余増

お盆期間中にJR常磐線の特急列車を利用した人は、19万9000人で去年の同じ時期に比べて40%あまり増え、新型コロナ感染拡大前の水準に近づいています。

JR東日本水戸支社は今月10日から17日までの特急列車の利用状況を発表しました。
期間中に常磐線の特急列車「ひたち」と「ときわ」を利用した人は、最も利用が多かった千葉の我孫子と土浦の区間が上下線合わせて19万9100人で去年の同じ時期に比べて42%増えました。
2018年と比べると我孫子と土浦の間が79%、土浦と水戸の間が78%水戸と高萩の間が85%高萩と福島のいわきの間が97%で新型コロナ感染拡大前の水準に近づいています。
JR東日本水戸支社は、「新型コロナが5類に移行してから初めてのお盆となり、帰省などで出かけた人が増えたことが要因ではないか」としています。
また、東日本高速道路によりますと、今月9日から16日までの1日あたりの平均の交通量は常磐自動車道の高萩インターチェンジと北茨城インターチェンジの間で3万8000台と、去年の同じ時期と比べて23%増えました。
県内の常磐自動車道で渋滞のピークは下りが今月11日、上りが13日だったということです。