ラグビーW杯日本代表 茗渓学園高校出身の福田健太選手初選出

来月8日に開幕するラグビーワールドカップフランス大会に臨む日本代表の登録メンバーが15日発表され、茨城県関係では茗渓学園高校出身の福田健太選手が自身初となるワールドカップ代表入りを果たしました。

メンバー発表は15日午前、東京都内で行われ、ラグビーワールドカップに出場する30人が発表されました。
ワールドカップの代表メンバーに初めて名を連ねた福田選手は、埼玉県出身の26歳で、つくば市の茗渓学園高校ではラグビー部でキャプテンを務め、現在は「リーグワン」のトヨタヴェルブリッツに所属しています。
ポジションはフォワードとバックスのつなぎ役となるスクラムハーフで、高いパススキルと強気なプレーでチームをけん引します。
昨シーズンのリーグワンではスクラムハーフながら4トライをあげ、トライを取る嗅覚の面でも存在感を示しました。
福田選手は「これまで支えてくれた方々への感謝の気持ちを忘れず、結果を残すことで恩返しをしたい。日本を代表することを誇りに思い、挑戦を楽しみにしています」とコメントを出しています。
大会の登録メンバーは33人となっていて、残りの3人はけが人の状況を見極めて今後発表するとしています。
世界ランキング14位の日本は前回のベストエイトを上回る成績を目指し、1次リーグでイングランド、アルゼンチン、サモア、チリの4チームと対戦します。