「ロッキン」来年は再び国営ひたち海浜公園でも開催へ最終調整

茨城県ひたちなか市で毎年夏に開催され、去年から千葉市に会場を移した国内最大規模の屋外音楽イベント「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」、通称「ロッキン」が、来年は再びひたちなか市の国営ひたち海浜公園でも開催する方向で最終調整していることが関係者への取材で明らかになりました。

「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」、通称「ロッキン」は、2000年から毎年夏にひたちなか市の国営ひたち海浜公園で開催されてきた国内最大規模の野外音楽フェスティバルです。
しかし、去年から新型コロナウイルスの感染対策と両立させるためとして、千葉市中央区の「蘇我スポーツ公園」に会場を移していました。
この「ロッキン」について、来年は9月に再びひたちなか市の国営ひたち海浜公園でも開催する方向で最終調整していることが関係者への取材でわかりました。
イベントのファンから会場の大きな国営ひたち海浜公園での開催を望む声があがっていたほか、来年はひたちなか市が市政30周年を迎えロッキンが25周年と節目の年であることなどが考慮されたものと見られます。
公園では、去年から「ロッキン」の代わりとなる音楽イベント、「ラッキーフェス」が7月に開かれていて、時期をずらすことで配慮したものと見られます。
また、8月には千葉市中央区の「蘇我スポーツ公園」でもイベントを開催するということです。
一方で、再来年以降の開催場所は明らかになっておらず、ひたちなか市での開催を継続するかどうか、運営側の今後の判断が注目されます。
来年の開催については、現在開かれていることしの「ロッキン」の最終日の今月13日に正式に発表される見込みです。
9日夜、NHKの取材に対して、運営側の広報担当者は、「確定はしていないが、現段階では最終調整しているところだ」とコメントしています。