県がつくばみらい市で造成 工業団地に「ダイキン工業」進出

茨城県がつくばみらい市で造成している工業団地に大手空調メーカーの「ダイキン工業」が進出し、エアコンなどの工場を設けることになりました。
会社は、工場の稼働に伴い300人から400人の雇用を見込んでいて、生産品目の拡大も検討しています。

2日は「ダイキン工業」の十河政則社長らが県庁を訪れ、大井川知事と面会し、茨城県への進出を報告しました。
会社はつくばみらい市で県が造成している工業団地のうちおよそ10ヘクタールの区画を取得し、工場を整備したうえで2028年までにエアコンの生産を開始する計画です。
工場の稼働に伴い、300人から400人の雇用を見込んでいて、状況を見極めながら生産品目を拡大していくとしています。
この会社では関西圏に生産拠点を集中させていますが、今回初めて、関東にも工場を設けることで拠点を分散させ、自然災害などへの対応力を強化させる方針です。
また、物流コストの上昇やドライバー不足が課題となる中、消費地の首都圏に近い場所に拠点を整備することで商品供給のコストを抑える狙いもあります。
ダイキン工業の森田重樹常務は「工場を雇用の創出の場にし、さらに税金を納めることが重要な地域貢献だ。地域に根づいた工場を目指していく」と話していました。
つくばみらい市の工業団地はこれですべて埋まり、県は、ひたちなか市でも新たに工業団地を造成し、企業誘致を進める方針です。