夏の全国高校野球 土浦日大高校が甲子園に向け出発

今月6日に開幕する夏の全国高校野球に茨城県代表として出場する土浦日大高校の選手たちが茨城空港から甲子園に向けて出発しました。

小美玉市の茨城空港では1日、土浦日大高校の選手や学校関係者などおよそ30人が出席して出発式が行われました。
式では、選手たちに花束が贈られ、赤松浩二副校長が「一戦一戦、粘り強い試合をしてほしい。そして、周りの人への感謝の気持ちを忘れず、頑張ってきてほしい」と激励しました。
これに答えて選手代表の香取蒼太さんは「甲子園で校歌を歌えるようにしたい」と力強く話していました。
式のあと駐機場では、空港の職員などが「甲子園出場おめでとう」と書かれた横断幕を掲げ、見送りに駆けつけた保護者なども送迎デッキから「土浦日大」と書かれたうちわなどを振って、神戸行きの便に乗り込む選手たちを見送りました。
1日は午前中から雨が降っていましたが、選手たちが乗り込むころに雨がやみ、訪れた人たちは旅客機が飛び立つ様子を見送っていました。
また選手たちが利用した便を運航した航空会社のスタッフも選手たちが預けた荷物にメッセージを書いた手作りのタグを結んで、応援の気持ちを示したということです。
土浦日大高校は今回が5年ぶり、5回目の夏の甲子園出場です。
ことし105回目となる全国高校野球は3日、組み合わせ抽せん会が行われ、6日に開幕します。