「機動警察パトレイバー」のマンホールカードの配付開始 土浦

茨城県土浦市では、舞台の1つとして土浦市が登場するアニメーション「機動警察パトレイバー」のキャラクターなどを描いたマンホールのふたが名物になっていますが、市では、そのふたの絵をデザインしたマンホールカードの配付を28日から始め、人気を集めています。

土浦市では一部のマンホールに、市が舞台の1つとなったアニメーション「機動警察パトレイバー」のキャラクターなどをデザインしたふたを設置していて、今回、新たにこのふたの絵が描かれたマンホールカードを制作し、28日から市役所で無料で配付を始めました。
カードは市などが観光の誘客にいかそうと作ったもので、表に、主人公が乗るロボットと、市の本庁舎が描かれていて、裏面には、デザインの由来が記載されています。
28日は市役所で午前8時半から配付がはじまり、2時間半前から並ぶなど県内外からのファンたちおよそ170人が集まり、市の担当者からカードを受け取っていました。
土浦市によりますと、このマンホールカードは6000枚作っていて、28日一日で736枚を配付し、今後、なくなった場合は再発行する予定だということです。
東京から訪れた男性は、「パトレイバーは小さいころから見ていたのできょうは絶対に来たいと思いました」と話していました。
また、土浦市市長公室政策企画課の奥山成俊さんは「たくさんの人がきて驚きました。マンホールやアニメが好きな方を土浦市に呼び寄せる新たな観光コンテンツにして交流人口を増やしていきたい」と話していました。
市によりますと、このカードの配付は休日も市役所の入る建物の1階で午前9時から午後5時半まで行っているということです。