都市対抗野球に出場の日本製鉄鹿島の壮行会 茨城 鹿嶋

社会人日本一を決める都市対抗野球に出場する日本製鉄鹿島の壮行会が地元の鹿嶋市で開かれ、選手たちが活躍を誓いました。

今月14日から東京ドームで開幕する都市対抗野球は、全国の予選を勝ち抜くなどした都市の代表32チームがトーナメント方式で戦い、県内からは日本製鉄鹿島が出場します。
大会を前に10日夜、鹿嶋市内にある鹿嶋勤労文化会館のホールでは壮行会が開かれ、選手たちは、集まった市民およそ450人から拍手で迎えられ、花束が贈られました。
鹿嶋市の田口伸一市長は「市民の皆さんと心をひとつに、精一杯声援を送りたい。鹿嶋市や茨城県を、熱く燃え上がらせてくれることを願っています」とエールを送りました。
中島彰一監督は、なかなか北関東以北のチームが優勝できていないことを引き合いに「若さと勢いをもって、優勝の黒獅子旗を“利根川越え”させたい」と決意を述べました。
市内のリトルリーグに所属する小学6年の男の子は「優勝できるように頑張ってほしいです。ファインプレーを期待しています」と話していました。
日本製鉄鹿島の出場は2年連続22回目で、これまでの最高はベスト4、去年は準優勝した東京ガスに2回戦で敗れ、ベスト16でした。
今大会の初戦は、今月18日で浜松市代表の「ヤマハ」と対戦します。