市民グループが地域の食材で加工食品 スーパーで販売会 日立

茨城県の北部地域を中心に活動している市民グループが、地域の食材を使った加工食品を考案し、日立市のスーパーでPRを兼ねた販売会を行いました。

この販売会は、食を通して地域の魅力を発信しようと活動している高萩市や日立市などの市民グループが開きました。
25日、日立市内のスーパーで行われた販売会では、メンバーが考案した、身が柔らかく、さくらの香りが楽しめるしゃけの切り身が並べられました。
しゃけの切り身は、市内の中里地域で作られているさくらの花の塩漬けと、市内の酒造会社の酒かすでつけ込んだもので、訪れた人たちに試食してもらって商品の特徴を説明しながら販売を行っていました。
購入した日立市の50代の女性は「あっさりして、サクラの風味がしておいしかったです。地元の食材が使われると興味をもって応援したくなります」と話していました。
また、企画した「茨城オトナ女子会」の高久香里さんは「手に取って興味をもっていただけてうれしかったです。商品を通して地元にすばらしい食材があることを知ってもらいたい」と話していました。