子どもの命を守れ! 認定NPO法人がAED寄贈 茨城 筑西

運動中の子どもの突然死をなくそうと、心肺蘇生法の普及に取り組む認定NPO法人が茨城県筑西市にAEDを寄贈しました。

国立病院機構水戸医療センターの安田貢医師が理事長を務める認定NPO法人は心肺蘇生法の普及に取り組んでいて、毎年、県内の市町村にAEDを贈っています。
筑西市で活動する子どもの野球連盟から市に対してAEDの貸し出しの要望があったことなどから、ことしは筑西市に2台を寄贈することになり、8日、安田医師が市役所を訪れて須藤茂市長にAEDを手渡しました。
筑西市はAEDを市内で開かれるスポーツ大会やイベントなどに貸し出すことにしていて、須藤市長は「命を助けるために活用していきたい」と感謝を伝えました。
安田医師によりますと、野球のボールが胸に当たるなどして子どもが死亡するケースが全国的に起きているということで、安田医師は「いかに早く心臓マッサージとAEDができるかが生死を分けるので、ぜひ活用してほしい」と話していました。