技能実習生と高校生が文化交流 書道などを体験 神栖市

茨城県神栖市で、漁協に技能実習生として来ているインドネシアの若者たちが地元の高校生とともに書道などを体験し、交流を深めました。

神栖市にある県立波崎高校で24日、行われた催しには、高校の書道部と華道部の生徒たち20人と、「はさき漁業協同組合」に技能実習生として来ているインドネシアの若者17人が参加しました。
はじめに書道部の生徒たちが、テンポのよい音楽に合わせて「絆」や「繋」といった文字を書き上げるパフォーマンスを披露し、技能実習生たちを歓迎しました。
このあと技能実習生たちが書道と華道に挑戦し、書道では生徒たちから筆の動かし方や文字の書き順を教わりながら、ひと文字ずつ丁寧に書いていました。
また、華道ではバランスの取り方などについて生徒たちからアドバイスを受けながら、菊などの花を生けていました。
参加した技能実習生は「日本の文化を体験することができて、とても楽しかったです」と話していました。
また、2年生の生徒は「インドネシアの皆さんが楽しいと言ってくれてうれしかった」と話していました。