茨城県 コロナワクチン 期限切れで約2万8000回分廃棄へ

茨城県は、県が保管している新型コロナウイルスのワクチンおよそ2万8000回分について、使用期限が切れたため廃棄すると発表しました。

県によりますと、廃棄するのはオミクロン株の「BA.1」に対応したモデルナ社のワクチンで、今月20日に使用期限を迎えたおよそ2万8000回分です。
いずれも去年9月に国から市町村への配分量が示されていましたが、その後まもなく「BA.4」と「BA.5」に対応するワクチンが配分されたことから、需要が減っていたということです。
県は、市町村でワクチンが不足した場合の備えや県が運営していた大規模接種会場での使用も想定してワクチンを保管していましたが、使用する機会がなく、使用期限が切れたため廃棄することを決めたとしています。